mozcのインストール
mozcとは「MicroSoft IME」とか「ATOK」や「ことえり」とかと同じ、日本語変換アプリです。Googleが開発しています。Linuxには「Anthy」などが付いてきますが、これが非常に変換効率が悪いので、このmozcをインストールしようというわけです。
ここはCentOS7でmozcを使って、日本語化されたSublime3が使えるまでの記録です。
Ubuntu15.04では、最初からmozcがインストールされていましたので、mozcのUbuntu14の情報はここにありませんの悪しからず(Sublime3の情報は共通ですが)。
Goolgeで色々情報を検索するとyumではインストールできないので
http://rpmfind.net/で検索して、次のファイルをダウンロードして、インストールせよ、と書いてあるのですが、何故かf19でx86_64のものは登録されていません(CentOS7はf19相当らしい)。
- protobuf-2.5.0-4.fc19.rpm
- zinnia-0.06-16.fc19.x86_64.rpm
- zinnia-tomoe-0.06-16.fc19.x86_64.rpm
- mozc-1.10.1390.102-1.fc19.x86_64.rpm
- ibus-mozc-1.10.1390.102-1.fc19.x86_64.rpm
- emacs-common-mozc-1.10.1390.102-1.fc19.x86_64.rpm
そこで、Googleで以下のファイル名で検索すると「http://rpm.pbone.net」というところが検索結果の上部にあって、そこからダウンロードしてきます。地道にブラウザで検索して、ダウンロードしてください。
ただ、依存関係で中断されたりするのでライブラリ等をyumでインストールし、それからrpmでインストールします(もちろんyumでも可)。 aa
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yum install -y qt qt-devel emacs emacs-el zlib-devel python-devel java-devel maven-local maven-compiler-plugin maven-install-plugin maven-jar-plugin maven-javadoc-pluginmaven-resources-plugin maven-surefire-plugin maven-antrun-plugin
rpm -ivh protobuf-2.5.0-4.fc19.x86_64.rpm
rpm -ivh zinnia-0.06-16.fc19.x86_64.rpm
rpm -ivh zinnia-tomoe-0.06-16.fc19.x86_64.rpm
rpm -ivh mozc-1.10.1390.102-1.fc19.x86_64.rpm
rpm -ivh ibus-mozc-1.10.1390.102-1.fc19.x86_64.rpm
rpm -ivh emacs-common-mozc-1.10.1390.102-1.fc19.x86_64.rpm
これで、mozcはインストール終了。
Sublime Text 3
Sublime3のインストールとmozcを利用できるようにする
下のwgetでダウンロードしている2015年5月22日現在の最新版ですので、wgetじゃなくhttp://www.sublimetext.com/3に行って、ダウンロードした方が良いかもしれませんが。
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$ wget http://c758482.r82.cf2.rackcdn.com/sublime_text_3_build_3083_x64.tar.bz2
$ tar xvjf sublime_text_3_build_3083_x64.tar.bz2
$ su #rootのパスワードを入力
$ mv sublime_text_3 /usr/lib/
$ tar xvjf ln -s /usr/lib/sublime_text_3/sublime_text /usr/bin/sublime
$ sublime&
で、Sublime Text 3が立ち上がるはずです。
さて、ここからが本番。
Package Controlのインストール(パッケージをインストールするのに利用) ショートカット「Ctrl + `」でコマンドライン表示。
sublime 3用のPackage Controlの用のスクリプトに置いてある、「importで始まって、.write(by)で終わる文字列」をSublime3(上図参照)の下に現れているコマンドラインにペーストし、エンターを打ち込みます。
そして、一度終了させて再度起動させます。
SublimeMozcInputのインストール これがmozcを使えるようにするものです。
- ctrl+shift+pでコマンドパレットを開きます。
- add repo というように入力し、Package Control: Add Repositoryを選択します。
- https://github.com/yasuyuky/SublimeMozcInputを入力します。
- 再び、ctrl+shift+pでコマンドパレットを開きます。
- installと入力
- package controll: install packageを選択
- install packとか入力して、候補の中からPackage Control: Install Package を選択します。
- sublimemozcとか入力して、候補の中からSublimeMozcInputをインストールすれば、これで終了です。
これで、sublimeを立ち上げて、「ctrl+\」で、mozcが立ち上がって、日本語が入力できるようになるはずです。
Menuの日本語化
自分のHomeディレクトリ直下の.config/sublime-text-3に移動します。
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$ cd ~ $ cd .config/sublime-text-3
元に戻せるようにバックアップを取ります(PackageOrgにUserディレクトリを)。
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$ mkdir PackageOrg $ cd Packages $ cp -r User ../PackageOrg/
Defaultというディレクトリを作成し、そこへインストールされているJapanizeディレクトリにある.jpファイルをコーピーします。その後jpという拡張子は取ります。
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$ mkdir Default $ cp Japanize/*.jp Default/ $ cd Default/ $ mv Context.sublime-menu.jp Context.sublime-menu $ mv Side\ Bar.sublime-menu.jp Side\ Bar.sublime-menu $ mv Side\ Bar\ Mount\ Point.sublime-menu.jp Side\ Bar\ Mount\ Point.sublime-menu $ mv Indentation.sublime-menu.jp Indentation.sublime-menu $ mv Main.sublime-menu.jp Main.sublime-menu $ mv Tab\ Context.sublime-menu.jp Tab\ Context.sublime-menu
jpを取ったファイルをさらにUserディレクトリにコピーします。
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cp * ../User/
これで下のようにメニューが日本語になったらおしまいです。